PAX 2010 でSage Sundi氏と黒澤尉志氏にEorzeapediaからインタビュー – 前半

Posted By Tommy6 on September 6, 2010

PAX での、Sage Sundi氏と黒澤尉志氏とのインタビューのテーマは「コミュニティ」です。グローバルオンラインプロデューサーあるいは北米プロデューサーとして、二方はそれぞれ、MMORPG の運営に関する日々のオペレーションに対応しています。そのうちのひとつが、コミュニティの声を聞くというものです。コミュニティが Final Fantasy XIV に求め続けてきたものがありましたが、今ではそのうちの一部がFFXIVに組み入れられています。また、まだ開発中のものも数多くあります。私たちのPAXでの取材範囲全体のうちの第一部として、ここにインタビューを掲載します。また、後日、インタビューの音声および Benaroya Hall で金曜の夜に開かれるスクウェア・エニックスのパネルのあらましを、エーテライト・レイディオでお送りします。
Eorzeapedia: まずは、Sage Sundi さんに質問です。私たちのサイトの訪問者への要約として、あなたの Final Fantasy XI での仕事はなんでしたか?そして、XIV ではどのように変わっていくのでしょうか?
Sage Sundi: 実際のところほとんど同じです。FFXI は9あるいは10年前に始まり、私たちにとっては初のMMOタイトルでした。このプロジェクトについて、初期の作業は全て日本で行っていましたが、欧州やアメリカに運営を拡大する必要がありました。そこで、尉志を引っ張ってきました。私の最初のミッションは、私たちの製品を海外で販売することで、尉志と私は海外の動向について注意を払っていました。
今では、FFXI が世に出てから8年以上が経過しています。開発チームは、自分たちがグローバルなタイトルを作っているということを意識していますし、積極的に海外に行き、質問への回答やインタビューを行っています。また、コミュニティサイトにもかなりの注意を向けています。私たちの最初のミッションは、健全なコミュニティの構築を手助けすることです。それが私たちの仕事です。また、ゲームマスターのような、自前のカスタマーサポートも作り上げなければなりません。こちらもまた、私たちの仕事の一部です。私たちはその運営側にいます。
ここにいる尉志は、北米プロデューサーです。また、ロンドンにも、欧米について注力しているチームがおり、日本にも同様のチームがいます。ゲームの開発は日本のみで行われますが、運営はワールドワイドに行われます。
Eorzeapedia: FFXIV で季節ごとのイベントを行うことはあるのでしょうか?もしそうであるなら、どのぐらいで、私たちがそういったものを体験できるようになるのでしょうか?また、モグボナンザのようなものが行われることはあるのでしょうか?
Sundi: 現時点ではまだ計画段階ですが、体験してもらえる機会が持てれば、とは思っています。現時点では、どのようにしてゲームを立ち上げるかに注力しています。コミュニティマネージャーと開発チームの間では、多くのやり取りがなされています。
黒澤: コミュニティイベントは、コミュニティサービスチームと開発チームの間の協働になります。開発チームは、ゲーム内にこういったイベントを行うために用いることのできるものを埋め込むのを基本としています。
Sundi: いい質問ですね。
Eorzeapedia: 私たちの次の質問は、ファンフェスティバルについてとなります。北米ではしばらくの間開かれていませんが。
黒澤: ええ、2年になりますね。
Eorzeapedia: FFXI と FFXIV の共同イベントといったものはあるのでしょうか?あるいは、別々にファンフェスティバルが開かれるようなことはあるのでしょうか?
Sundi: 一緒にやるべきでしょうが・・・
黒澤: まだこれといった計画はありません。しかし、最近では FFXI と FFXIV の両方をプレイするプレイヤーに対する割引を発表しました。私たちは、FFXI 内のキャラクターを維持し続けてもらいたいと思っており、FFXI でフレンドに会い、そして、FFXIV 内で同じフレンドと顔を合わせられるようになっています。これにより、プレイヤーが同じであれば、共同イベントを行っているような感覚になると思います。
Sundi: 最初にファンフェスティバルを開いたのは2002か2003年にさかのぼりますが、その時点ではまだ欧州にまでは運営を拡大していなかったため、アメリカの市場のみに焦点を当てていました。しかし今では、欧州にも同様に注意を払わなければなりません。そのため、どのようにしてイベントを維持するのか考える必要があります。北米だけ?欧州にも?日本にも?3地域全てで毎年行う必要が無いようにしなければならず、何かシステムを作る必要があります。
Eorzeapedia: もっと小さなイベントに出席する予定はありますか?たとえば、かなり前に igames ツアーがありました。
黒澤: それも、私たちが小さなコミュニティやローカルコミュニティに行ってきたことです。開催地は500人ほどしか収容できず、地元の人々しかこられませんでした。その後、開発チームも参加するようにしました。より大きな会場を確保し、プレスを招待できるようにしました。今では、より大きなイベントに参加する傾向になっています。それが、FFXI で向いていた方向であり、これはおそらく FFXIV でも続くでしょう。
Eorzeapedia: 恵比寿でのイベントが近づいています。北米や欧州のプレイヤーのためにストリーミングを行うことはあるのでしょうか?
黒澤: ストリーミング配信は行わないと思います。このイベントはクローズドなものになる予定です。
Sundi: このイベントは約350人のベータテスターといくつかのメディアを招くもので、小規模でクローズドなイベントになります。
Eorzeapedia: [...]

E3で田中弘道氏と黒澤尉志氏にEorzeapediaからインタビュー

Posted By Tommy6 on June 18, 2010

E3開催二日目である水曜(太平洋標準時基準,日本時間から17時間遅れ)、田中弘道氏と黒澤尉志氏に対し、FINAL FANTASY XIVに関していくつか質問を行うことができました。

Eorzeapedia: 64ビットアーキテクチャの次世代プロセッサについて、FINAL FANTASY XIV のクライアントが4コア以上を利用するように最適化を行っていく予定はありますか?
田中: 64ビットに関して、動作はするかと思います。ただ、64ビットを利用することでユーザーの方々に対して大きな利益がもたらされるとは考えておらず、32ビットを基本にしようと思っています。64ビットと互換性はあるでしょうが、使用するのは32ビットとなります。この最適化まわりについては、インテルと緊密に連携して作業にあたっています。

New York Times: こちらはより一般的な質問となります。このプロジェクトに対する全般的なアプローチとして、このゲームをどのようにしてMMOという特質に適合させていきたいと考えていますか?また、FINAL FANTASY XI での経験からこのゲームでも導入しようとしているものは何でしょうか?そして、一般的な話として、どのようにしてこのゲームがMMOの市場に適合していくと見ますか?また、どのようにしてこのプロジェクトを特別なものとしていきたいですか?
Square Enix: FINAL FANTASY XIV はクロスリージョン、クロスプラットフォームをサポートする予定です。このゲームでは、他の地域の方々とコミュニケーションが取れるよう、翻訳機能を搭載します。
New York Times: FINAL FANTASY XIV で解決したいMMOの弱点は何でしょうか?
Square Enix: わたしたちが FINAL FANTASY XIV に必ず持たせようとしているものの一つに、たとえ短いプレイ時間しかなくともこのゲームをプレイできるような時間効率、というのがあります。これを可能にするため、ギルドリーヴと呼ばれる、ソロや少人数グループでも遊べるシステムを導入しています。これにより、より柔軟にプレイヤーが遊べるようになります。また、アーマリーシステムにより、好きな時にクラスを変更できるようになります。そして、アビリティを組み合わせ、プレイヤーがキャラクターをカスタマイズできるようになります。これは、FINAL FANTASY XIV 独自の非常にユニークなものとなるでしょう。
New York Times: それぞれのクラスには別々にレベルが設定されるというのは正しいのでしょうか?
黒澤: ウェポンスキルと、フィジカルレベルというのがあります。これはレベル制における経験値とは異なりますが、成長はします。クラスを変更しても、完全に新しいクラスとなるわけではありません。ウェポンスキルやクラスをまったく違うものに変更したとしても、他のクラスで手に入れたアビリティを利用することができます。それぞれのキャラクターが、他の誰とも違うユニークなキャラクターになるでしょう。

Eorzeapedia: リンクシェルに関して、共有の倉庫領域やリンクシェルのエンブレム/ロゴの選択、あるいはメンバーのランクなどといった新しいツールが追加されることはありますか?
田中: 現時点で、リンクシェルの発展形として「カンパニー (Company)」という、グループとしてレベルアップが可能なシステムがあります。さらに詳しい情報については、まもなくお知らせいたします。現段階ではあまり多くをお話しすることはできません。また、コミュニティツールとして、カンパニーや自分のキャラクターのステータスを確認できるコミュニティウェブサイトを用意します。これにより、オフラインでもゲームを楽しめるようになります。
Eorzeapedia: 姓名はオプションになるのでしょうか?もしそうでないなら、どのようにして他のプレイヤーに対して /tell を簡単に送れるようにするのでしょうか?
田中: そちらは必須となり、姓名を持たなければなりません。姓名と名前はユニークになり、あるサーバー上でこれらの名前を持つのは一人だけになります。しかし、短い名前―フルネームに対するニックネーム―を持つことになります。たとえば、私のフルネームが “Saori Hill” になったとしても、 “Saori” というのを皆さんが覚えておけば、/tell を送る際には “Saori” を使えばいいということになります。
Eorzeapedia: そのニックネームというのは、キャラクターの作成中にプレイヤーが決めるのでしょうか?
田中: 最初に [...]